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サマーノベルティでシエナロゼとコラボ[イラストレーター 熊木まりこさん]のお話

2018.07.26 熊木まりこ | イラストレーター

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シエナロゼのこの夏限定のノベルティ[オリジナルポーチ×PVCバック]のイラストを描き下ろしてくださったイラストレーターの熊木まりこさん。独特のやわらかいタッチで描かれるイラストは見る人の肩の力を抜いてくれるような、やさしく心地よい空気を含んでいます。そんな彼女のモノ作りの原点や作品に込めた想いを伺いました。

ーデザインの勉強はどこで?

私は都立工芸高校に通っていました。仲の良かった友達が工芸高校にいくと言っていて、なんとなく面白そうだなぁと。今思えば、デザインをやりたかったのかなと思います。工芸高校の特徴は学科が専門的というところなんですが、私ははっきり何がしたいというのが分からなかったので、なかでも幅広く基礎が学べる「デザイン科」へ。デザイン科では、プロダクトだったりグラフィックや映像を勉強しました。授業内容には、「いろんなタッチを模索する」とか「いろんな書き方で立方体を画く」と面白いものはたくさんあったのですが、特にたまごのパックを考える授業が記憶に残っていて。というのも、まずパックの構造を紙でつくってみるんです。そこに卵をいれて落としてみて、割れなかったら合格!パッケージの構造や耐震性を考えさせる内容で、卵が割れたら用意されているホットプレートでみんなで焼いて食べるんですよ。卵を決して無駄にはしません(笑)学生が楽しめて、かつデザインを学べて、工芸高校に行って良かったなぁと思いますね。

ーそれから武蔵野美術大学へ?

武蔵野美術大学が小平市にあるんですけど、私の実家も小平市で、自転車で通える距離だったこともあり(笑)武蔵美に行こうと思いました。専攻は、工芸高校の選択授業で映像を学んでいたので、その流れで映像学科に。映像学科を卒業した人には、映画の道に進む人、アニメ―ション、CM、MV、を製作する人もいます。映像の世界は様々で、魅力的ですよね。でも私は、映像の仕事はハードだし泊まり込みも多い、という一部の意見を素直に聞いて(笑)定時で帰れそうな仕事の方が、自分には合っていると思いました。卒業して映像系には進まず、婦人靴のデザインをする会社に入って、企画のほうに3年務めました。

ーそれからイラストレーターに?

婦人靴の会社にいたとき、仲良しの派遣の子が、趣味でイラストレーション青山塾に通っていたんです。で、なんとなく私も趣味感覚で行こうかなと思ったんです。ある時、手にしたフリーペーパーに小さいカットだけどイラストが描いてあって、見ていると、ふわっと元気がでたんです。その時初めてイラストのもつ力を知ったというか、いいなぁと思いました。それから青山塾で週に1回イラストを学びました。イラストレーターを目指す人もいれば、単純にイラストが描けるようになりたい、という人もいて、どんな人でもウェルカムな青山塾でした。そこから私はどんどんイラストの世界にはまったんですよね。死ぬまでやりたいと思っていられそう、と少し大袈裟だけど思っています。 会社を辞めて、2年間青山塾に通って、卒業してからはイラストレーターとしてフリーでやっています。がつがつ営業、というよりは、自分が気になったデザイン事務所にアポイントをとってみたり、個展をやったり、そして今回の SIENA ROSE さんみたいに、別の世界からなにか舞い込んでくると、ほんと面白いですよね。そして作品がうまれて、ご縁だなぁなんて思います。

ー好きな作家は?

フランスのジャンフィリップデロームです。彼の線画とルイヴィトンのトラベルブックが好きです。一時期、彼の影響を受け過ぎて、なんか違うなって時があって、もちろん影響受けることが悪いことではないんですけどね。あんまり影響受けちゃうと、、、それが個展をやるときの悩みではあったけど、意外に人からみるとそうでもなかったりして、今はその問題も解決しました。そうやって悩んだり、自分をみつめて模索するのも、実は楽しいです。第一線でやっているひとでもいきなり作品の雰囲気ってガラっとかわったりすることがあるんですよ。それが作り手の面白さかもしれないですし、見ている人も「何が起きてそうなったんだ 」って気になりますよね。

ーどうやって作品が生まれる?

旅行によく行きます。私は、いろんなものみるのが好きで、何にでも興味があります。競馬とか行くタイプではないのに行ってみたり(笑)家でじっとしてらんないんですよね。何かを得ないと作品はできないし、とにかく何でもやりたがりです(笑)なので旅行でいろんなものを見て感じたものが作品になっていることが多いです。

ーどんな旅行を?

年に2,3回は海外にいきます。行く先々にいいところがあるんですよね。なかでも、シチリア島のパレルモはイメージと違う、と思って楽しかったです。行く前は南仏なイメージだったんですけど、日本の田舎みたいなローカル感満載で。殺伐としていて、すごいリアルで、いい意味で裏切られました(笑)もともと観光地化されていないところに興味があります。コアな場所の方が、ガイドブックを見ているだけでは得られない、リアルに生きている人や空気を肌で感じられることが多いんですよね。ほんのちょっとした違いに文化が現れると思っています。ご飯にしても、有名店を巡るわけじゃなくて、ふらっとその辺りにあるお店ですませちゃったりして、よりその国の文化やリアリティを感じています。そんなことをしているとたまに失敗もしますが(笑)それも含めて面白みだなーと。だから旅行のときは必ずスケッチブックとペンを持って、「感じたもの」「見たもの」をすぐ吸収しています。あと、旅行と同じくらいサウナが大好きで、フィンランドへサウナを巡る旅に行きました。もちろんサウナの作品もあります。最近は週 2 でサウナへ行きますし、15℃の水風呂に入った後の外気浴が至福の時です(笑)

ー今後の目標は?

今は PR を頑張ろうと思っています。全くやったことのない PR なので、マーケティング入門を読んだりして勉強中です。Instagram も PR 手段の一つですよね。私の世界観を手軽にみてもらえて、私というヒトのことも知ってもらえて、便利なツールだなぁと思います。マイペースに更新しておりますが、どうぞフォローしてください!イラストを通して、自分の好きなもの、好きな雰囲気、気持ちのいいポイントやツボ、をみつけて、自分をより知ることができました。なので今後も自分の世界観は大事にしていきたいです。この「 BARBER」 の作品みたいに「バーバーサイン、多すぎない?」とつっこみたくなるような、くすっとくるような。ゆるみとかユーモアがあるものを作って、その人に笑みがこぼれるような、そんな作品をひとつでも生み出せたらなぁと思っています。それも社会貢献ですよね!

 

profile

イラストレーター / 熊木まりこ
1988 年東京都生まれ、都立工芸高校、武蔵野美術大学卒業。
会社勤務を経てイラストレーション青山塾に通塾、以後フリー。イラストレーターズ通信会員。

Instagram:@marikokumaki
HP: https://kuwatam.net/

 

 

熊木まりこ×シエナロゼ

今回嬉しいご縁があり、熊木まりこさんとシエナロゼのコラボが実現いたしました。熊木さん書き下ろしのイラストがプリントされた[オリジナルポーチ×PVCバック]はシエナロゼ全店とシエナロゼ公式オンラインショップにて税抜き15000円以上ご購入頂いた会員様へプレゼントいたしております。(※数量限定のためなくなり次第終了となっております。)

 

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