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Date INSTRUCTOR INTERVIEW パンとおやつはエンターテイメント[後編] 奥村 裕美 | ハチラボ主宰 2018.05.18

家でつくれないものはつくらない

パンづくりは通常、発酵時間だけでも3~4時間かかるのですが、デイトのワークショップは2時間半とコンパクトなので、発酵後の成形からスタートします。短時間でポイントを押さえた内容になっているので、パンづくり未経験の人でも気軽に参加しやすいと思います。上限6名の少人数制でわたしの目が行き届くので、もし成形がうまくいかなくてもしっかりアシストするから大丈夫。また、デイト備え付けのオーブンは家庭用のオーブンなので、家庭用オーブンでできないものはつくりません。家庭用オーブンで10分ほどで焼きあがるおやつもつくります。これなら、自宅でひとりでもつくれそうでしょ?ぜひ気負わずに参加してみて、パンとおやつづくりの楽しさを発見してほしいです。

「おやつ」へのこだわり

デイトでのワークショップ名「パンとおやつ」。「お菓子」じゃなくて「おやつ」。「おやつ」という響きが好きなんです。「おやつ」と聞くだけでなんだかワクワクしませんか?わたしが「おやつ」にこだわるのは、アフタヌーンティーで働いていたときにスコーンやパンプディングのような、パンとお菓子の中間のようなものをたくさんつくっていた影響が大きいと思います。「おやつ」であれば、ピロシキやドーナツ、焼かない蒸しパンなんかもカテゴリーに入りますよね。わたしは飽き性なので(笑)、決まったものを同じようにつくり続けるよりも、変化を積極的に楽しみたいんです。例えばスコーンでも、生の苺を混ぜ込んでみるとか、焼きあがりの割れ目でオリジナリティを出してみるとか。王道よりも、ちょっと「ハズ」すのが好きなんです。そう考えてみると「おやつ」って、変化や自由な発想をうけとめてくれる懐の深い概念なのかもしれませんね。

おとなのおいしい遊び場

実はパン屋で働いていた頃は、今とは違って、結構厳しく後輩に指導していたんです。もちろん、ストイックにパンを学びたい人にとっては、それが良かったりするんですが、今は「気軽に楽しく」を大切にしています。楽しいほうがわたしの性に合ってるんですよね。つくりかたを生徒さんに教え込むのではなくて、生徒さんと同じ目線で、わたし自身も楽しみながら、一緒にワクワクを共有できたらと思っています。少人数制であることにもこだわっていて、あえてホームページは作らず、口コミ中心でやっています。デイトのワークショップも集まったみなさんと少人数のちょうどいいサイズで、心地よいコミュニケーションを楽しみながら、一緒においしいものをつくって食べる「おとなの遊び場」になればいいなと思っています。

 

 

 

Profile
奥村 裕美 | ハチラボ主宰

広島市にてパンやおやつをつくる少人数制の教室「ハチラボ」を主宰。製菓衛生士。 大学卒業後、地元パン屋、アフターヌーンティーベーカリー部門、アンデルセンカルチャースクールでのアシスタントを経たのち、2007年にハチラボを開講。2017年よりデイトにて「パンとおやつ」のワークショップを担当。「東急ハンズパンフェス広島」(2014、2015)や江田島海友舎のイベント(2018)に出店。

Instagram:@hachilabo
「パンとおやつ」教室はこちら

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